示談書・誓約書への押印は実印って必要?認印でもいい?

2025年06月29日 20:26

不倫に関する示談書を作成する際、「実印じゃないと効力がないのですか?」「認印でも大丈夫?」というご質問をよくいただきます。

結論から申し上げますと、不倫の示談書は認印であっても法的に有効です。しかし、可能な限り実印での押印を推奨しています。なぜ実印が望ましいのか、実印を用いるメリットと認印の留意点を解説します。

そもそも印鑑の違いとは?

まず、印鑑の種類とその性質を整理しておきましょう。

実印
市区町村役場に登録された唯一無二の印鑑です。印鑑登録証明書を添付することで、作成された書類の客観的な信頼性が最も高まります。
認印
役所に登録していない、日常的に使う印鑑です。
三文判
100円ショップ等で買える既製品です。誰でも同じものが手に入るため、他人のなりすましといった不安が残りやすくなります。

認印でも有効だが慎重に検討すべき理由

不倫の示談書は私文書にあたります。当事者双方が内容に合意し、署名があれば、認印であっても契約自体は成立します。

しかし、認印には懸念点があります。もし相手方が後から「これは自分の印鑑ではない」「勝手に押されたものだ」と主張した場合、本人がその内容を承諾して押印したことを客観的に示すのが難しくなる側面があります。認印は真正な成立(間違いなく本人が作成したこと)を示す力が実印に比べて弱いため、将来の言い逃れを許す隙を与えてしまう可能性を否定できません。

実印を強く推奨する2つの決定的な理由

不備のない、確実な示談書にするために実印が重要なのは、単なる形式の問題ではありません。

真正な意思の確認がより確実になる
実印で押印し、さらに印鑑登録証明書を提出してもらうことで、間違いなく本人が内容を精読し、自分の意思で署名・押印したことを客観的に裏付けることができます。これにより、示談書の内容について後から「知らなかった」「合意していない」と相手が否定することは極めて困難になります。
相手への「心理的な抑止力」が飛躍的に高まる
実印は人生で大切な契約(不動産購入やローンなど)で使用する、重い意味を持つ印鑑です。相手に実印を求める行為は、あなたは今、人生で重大な約束をしているという強烈なメッセージになります。 認印では伝わりにくい覚悟を形にすることで、示談書に記載された「接触禁止」や「違約金」などの条項を遵守させるための、重要な緊張感を生み出す効果が期待できます。

署名捺印における自署の重要性

印鑑の種類が何であれ、示談書において最も基本的なルールは住所・氏名は本人が自筆する(自署)ことです。

フルネームでの自筆
名字だけでなく、住所と氏名のすべてを本人の筆跡で記入してもらうことが、作成プロセスの適正さを守る基本です。
本人確認の徹底
運転免許証やマイナンバーカードなどの公的証明書を提示してもらい、自署された内容に相違ないかを確認します。

もし相手がどうしても実印の押印に応じない場合は、こうした自署と本人確認の手続きをより厳格に行うことで、書類の確実性を担保することになります。

示談書・誓約書は適切に作成

示談書や誓約書は、単なる紙切れではありません。それは、あなたの未来と心の平穏を守る、最も重要な土台となります。実印・認印の区別も大切ですが、それ以上に重要なのは、適切な内容になっているかが重要です。

当事務所では、1通8,800円(税込)〜というリーズナブルな価格で、オーダーメイドの示談書作成を承っております。適切な書面で、あなたの新しい一歩をサポートいたします。

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