誓約書を作って終わりじゃない!不倫後の信頼回復のためにやるべき3つのこと

2025年07月20日 09:40

こんにちは。伊原行政書士事務所の伊原です。

不倫や夫婦トラブルの解決に向けて、誓約書を交わすのはとても大きな一歩です。特に、30代~50代のご夫婦や子育て中の方にとって、「ようやくこれで一区切り…」と思いたくなる気持ち、よくわかります。

ですが、誓約書はあくまでスタートライン。本当の意味での信頼回復や再発防止には、その後の行動が鍵となります。今回は、誓約書作成後にやっておきたい3つの大切なことを、具体的な事例とともにご紹介します。

① 内容の再確認と保管場所の決定

誓約書を作った直後は気持ちが高ぶっていても、時間が経つと「どんな約束だったっけ?」と曖昧になりがちです。例えば、あるご夫婦は「スマホの使い方に関するルール」を忘れがちだったため、定期的に見直すことで再発を防げました。

ポイントチェック
✔禁止事項は明確か?
✔再発時のペナルティはどう定められているか?
✔日常生活で守るべきルールは何か?

また、誓約書は法的に有効な証拠になる可能性がある大事な書類。どこに置いたか分からないでは意味がありません。

【おすすめの保管方法】

 ・原本は鍵付きの引き出しや金庫で保管
 ・コピーやスキャンデータをクラウドに保存

② 夫婦(家族)での再確認・すり合わせ

誓約書に書いた約束が守られていなければ、せっかくの努力が水の泡です。定期的な「見直し」の時間を持つのがおすすめです。

チェックポイント
✔ 禁止された行動は守られているか?
✔夫婦間のコミュニケーションは改善されているか?
✔スマホやスケジュールの透明性に気になる点はないか?

監視みたいでイヤだと思うかもしれませんが、これは信頼回復のための点検作業。車検のように、3か月に1回など決まったタイミングで見直す仕組みを作ると、感情的な衝突も防ぎやすくなります。

【事例】

子育て中のAさん夫婦は、毎月1回、子どもが寝た後に15分の振り返りタイムを設けました。最初は気まずかったそうですが、徐々に相手の気持ちを聞く時間になり、関係が改善したそうです。

③ 必要に応じた再作成や公正証書化

生活環境や人間関係は時間とともに変わります。「最初の誓約書は簡易的だったけど、もっと具体的にしたい」「慰謝料や接近禁止を強制力のある形にしたい」と思うなら、内容の見直しや公正証書化を検討しましょう。

公正証書とは?
公正証書にすると、慰謝料などの約束が守られなかった場合、裁判なしで差押えなどの強制執行が可能に。費用は数万円程度で、公証役場で手続きできます。「まさか裏切られることはない」と思っても、備えがあれば安心感が違います。

【事例】

Bさんは簡易な誓約書を作成後、相手の態度に不安を感じ、公正証書化を選択。公証役場での手続き後、「これで心の余裕ができた」と話していました。

誓約書はゴールではなくスタート

誓約書を作ることで、相手と向き合い、自分の気持ちを整理できます。でも、それで全てが解決するわけではありません。どう過ごすか、どう関係を再構築するかが、本当の解決への道です。当事務所では、誓約書の作成はもちろん、作成後にどう活かすかのサポートも行っています。「このままでいいのか不安…」という方も、ぜひお気軽にご相談ください。あなたにとってベストな一歩を、一緒に考えましょう!

弊事務所では、示談書や誓約書の作成代行を、1通8,800円~というリーズナブルな価格で承っております。お気軽にお電話またはメールにてお問い合わせいただければ幸いです。遠方にお住まいのお客様にも、電話やメールでの対応が可能ですので、どうぞ安心してご連絡ください。

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