結婚していなくても使える!事実婚・恋人関係の不倫トラブルに誓約書・示談書が有効な理由

2025年08月01日 15:08

「結婚していないから、誓約書や示談書は関係ない」と思っていませんか?実は、事実婚や恋人関係でも、不倫の問題は深刻で、感情的・法的なトラブルに発展するケースがあります。そんなとき、誓約書や示談書を活用することで、信頼関係の再構築や将来的なトラブルの予防に役立ちます。今回は、行政書士の視点から、結婚していないカップルが不倫トラブルにどう向き合うべきか、そしてその際に誓約書・示談書がどのように役立つのかをわかりやすく解説します。

事実婚・恋人関係でも起こる不倫問題とは?

近年、法律上の婚姻届を出さずに共同生活を送る「事実婚」のカップルが増えています。事実婚は形式上の婚姻ではありませんが、社会通念上「夫婦同然」として扱われる場合があり、不倫(不貞行為)が発覚した際の精神的ショックや信頼の崩壊は、法的婚姻関係と同様に深刻です。一方、恋人関係であっても、独占的な交際関係が築かれている場合には、不貞行為により精神的損害が生じることがあり、法的トラブルに発展することもあります。

結婚していないカップルに誓約書が有効な理由

① 信頼関係の再構築に役立つ

不倫問題が起きたあと、関係修復を目指すカップルは少なくありません。しかし、口約束だけでは再発の不安が残りやすいものです。そこで、「今後不倫をしない」「異性との個人的な連絡を控える」「SNSの使用ルールを定める」など、具体的な約束事を書面化(誓約書)することで、当事者間の意思が明確になり、信頼を取り戻す第一歩となります。

② 将来的な法的リスクを軽減

事実婚においては、実態によっては民法上の不法行為に基づく慰謝料請求が認められることがあります。また、恋人関係でも、交際状況によっては損害賠償請求が認容される可能性があります(※実際の判断は個別の事情によります)。示談書で慰謝料の金額や支払い条件などを明確にしておけば、将来的な金銭トラブルを未然に防ぐことができます。

③ パートナー間のルールを明文化できる

結婚していないカップルには、法律上の明確なルールが存在しないため、価値観のすり合わせが難しい面があります。たとえば、「不倫の定義」「連絡の範囲」「今後の生活や関係性の確認」など、誓約書によって共通認識を明確化することで、トラブルの予防や健全な関係の維持につながります。

書類作成時のポイントと注意点

◼ 関係性に応じてカスタマイズが必要

誓約書や示談書は、すべてのカップルに一律のテンプレートで対応できるものではありません。事実婚カップルの場合には、家計や生活の分担、子どもに関する取り決めなども考慮すべきです。一方で、恋人関係では、将来的な婚約の有無や交際の継続意思などが関係してくる場合もあります。

◼ 公正証書化の選択肢も

金銭の支払い(慰謝料など)に関する約束をした場合、公正証書にすることで強制執行力を持たせることができます。これは、万が一支払いが滞ったときに、裁判をせずに差し押さえ等ができるという大きなメリットがあります。弊事務所では、公正証書化のサポートも行っております。

なぜ伊原行政書士事務所に依頼するべきなのか?

インターネットでダウンロードできる誓約書・示談書のテンプレートもありますが、内容が一般的すぎる、あるいは曖昧な文言が多く、本当にトラブルを防げる書類にはなっていないケースが少なくありません。弊事務所では、当事者の合意内容をもとに、将来的なリスクまで見据えた内容に整えて文書化いたします。弊事務所では、8,800円(税込)から、あなたの状況に合わせた最適な誓約書・示談書を作成いたします。この費用は、将来的な訴訟費用や関係破綻による精神的損失を考えれば、十分にコストパフォーマンスが高い手段です。

結婚していなくても、未来を守る備えはできる

結婚していないからといって、不倫問題が軽くなるわけではありません。心の傷や関係の崩壊を防ぐためにも、文書による約束・整理は有効な手段です。誓約書・示談書は、あなたと大切なパートナーとの関係を守るための大切な書面として活用できます。

弊事務所では、示談書や誓約書の作成代行を、1通8,800円~というリーズナブルな価格で承っております。お気軽にお電話またはメールにてお問い合わせいただければ幸いです。遠方にお住まいのお客様にも、電話やメールでの対応が可能ですので、どうぞ安心してご連絡ください。

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