「優しい時の彼に戻ってほしい」「もう暴力を振るわないって言ってくれたけど、本当に信じていいの?」――。
もしあなたが、終わりの見えないDVのサイクルに苦しんでいるなら、まずは安全を確保することが最優先です。そのうえでご夫婦間で取り決めを残す方法のひとつに、公正証書の活用があります。公正証書は単なる紙ではなく、夫婦の間で合意した内容を第三者である公証人が認証してくれるものです。この記事では、なぜDVの被害に悩む方にとって公正証書を利用する意義があるのかを解説します。
DVの加害者は暴力の後に「もうしない」と約束することが少なくありません。けれども、その言葉は口約束のままでは後々あいまいになってしまいます。そこで、公正証書という形にして残すことで、双方がその約束をより強く意識できるようになります。
DVが二度と繰り返されないことが一番ですが、万が一のときに備えて記録を残しておくことは大切です。
「どういうルールを夫婦で決めたのか」を客観的に示す文書があれば、後に話が食い違ったときも当時の合意を確認できます。
DVの被害者は、精神的に加害者の支配を受けているケースも少なくありません。合意を文書に残すこと自体が、「これ以上は我慢しない」というあなたの意思表示につながります。それが、新しい一歩を踏み出す大きなきっかけになるのです。
DVの問題は、一人だけで解決できるものではありません。まずは警察や配偶者暴力相談支援センターなど、公的な機関に相談し、安全を確保してください。そのうえでご夫婦の合意をきちんと形にしたいという場合、弊事務所では公正証書の原案作成や必要書類の整理、公証役場との調整などをサポートしています。ただし、ご夫婦で合意ができていない場合は、弁護士へのご相談が適切です。
DVから抜け出すために最も大切なのは、まずはあなた自身の安全を守ること。そして、夫婦間での約束やルールを「文書」という形に残すことは、その次の大切なステップとなります。公正証書の作成を通じて、少しでも安心を取り戻すお手伝いができれば幸いです。どうぞお気軽にお問い合わせください。
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