妻の「実家依存」vs 夫の「趣味への逃避」!

2025年10月23日 14:41

夫婦関係の悩みの多くは不倫やお金といった目に見えるトラブルですが、実はもっと静かで根深い問題が、夫婦の絆を蝕んでいることがあります。それが、「実家依存」と「趣味への逃避」です。

妻が実家に入り浸る。夫が週末全てを趣味に費やす。一見、自由で平和に見えますが、その背景には夫婦の時間の不足と相手への無関心という深刻な溝が潜んでいます。

1. なぜ「依存」は夫婦関係を壊すのか?

「実家依存」や「趣味への逃避」は、ただの時間の使い方ではありません。それは、夫婦間における心の不在を意味します。

妻の「実家依存」が引き起こす問題
妻が実家に入り浸ることで、夫は「自分は家族として必要とされていないのか」という疎外感を抱きがちです。また、実家のサポートを受けることで、夫婦間の家事・育児の分担が曖昧になり、夫の負担が増加するケースもあります。さらに、重要な決定が義実家の意見に左右されやすくなることも問題です。
夫の「趣味への逃避」が引き起こす問題
夫が週末や休日すべてを趣味に費やすと、妻は育児や家事を一人で担うワンオペ状態に陥ります。高額な趣味への出費(グッズ、イベント、課金など)が家計を圧迫すれば、金銭トラブルにも発展します。そして何より、夫婦の会話が成り立たず、「私(妻)より趣味が大事なんだ」という不満が蓄積し、愛情が枯渇していきます。

2. 「依存防止の境界線合意書」に定めるべき3つのルール

この合意書は、相手の自由を奪うものではなく、「夫婦としての最低限の責任」を果たすための約束です。

【ルール1】「家族の時間」と「自由な時間」の明確化

最も重要なのは、いつを夫婦(家族)の時間にするかを決めることです。例えば、「毎週土曜日の午前中から夕食時間は、家族全員で過ごす時間とし、外出・趣味・実家行きは控える」といった具体的な約束を定めます。

【ルール2】「実家との距離感」に関する取り決め

実家依存を解消するために、訪問頻度やルールを定めます。事前に合意なく、週に何回、または何時間以上の実家への滞在は行わないことを取り決めます。また、夫婦間の合意なく実家や兄弟間での金銭の援助・貸し借りを禁止することも重要です。さらに、子どもの進路や住居の購入など、夫婦で決めるべき重要な決定に際し、実家の意見を「夫婦の合意」なく持ち出さないよう約束します。

【ルール3】「趣味と金銭」に関する取り決め

趣味への過度な逃避を防ぎ、家計を守るためのルールを定めます。毎月の趣味に使える費用の上限額を定めます。さらに、夫婦の合意なく趣味のために借入・ローンを組むことを禁止し、万が一再発した際の違約金を定めておくことも、抑止力として有効です。

3. 合意書作成で得られる「安心」という効果

ルールなんて窮屈と感じるかもしれませんが、この合意書がもたらす最大の効果は、安心感です。

喧嘩の防止
ルールがあることで、「言った・言わない」の不毛な喧嘩がなくなり、何をすれば相手を傷つけないかが明確になります。
相手への尊重
自分の時間や趣味を楽しみつつも、家族の時間というルールを守ることで、相手を尊重しているというメッセージが伝わります。
信頼の再構築
夫婦の間の境界線が明確になることで、漠然とした不満や不安が解消され、互いへの信頼感が回復します。

もし、夫婦の関係に「心の不在」による溝を感じているなら、怒りや非難をぶつけ合う前に、この合意書を作成し、お互いの希望と責任を冷静に明文化することをおすすめします。

あなたの「本当の気持ち」をお聞かせください

「こんなこと、問い合わせてもいいのかな?」と迷っている方もご安心ください。あなたの「本当の気持ち」にじっくりと耳を傾け、心のモヤモヤを解消するお手伝いをします。

弊事務所では、合意書の作成をお手伝いしています。テンプレートでは対応できない、お二人だけの特別な書面を作成し、新しい一歩をサポートします。合意書作成代行は1通8,800円(税込)〜というリーズナブルな価格で承っております。

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